エルサレム（イスラエル）

エルサレムは、現在イスラエルの首都と定められている都市で、3つの宗教
（ユダヤ教、キリスト教、イスラム教）の聖地でもあります。

■エルサレム

現在のエルサレムは、旧市街（別名：東エルサレム）と新市街
（別名：西エルサレム）に大別されることが多いのですが、キリスト教地区が
あるのは、旧市街のほうです。

このキリスト教地区には、聖墳墓教会という、キリスト教徒最大の巡礼地が
あります。

イエスは「ゴルゴダの丘」で十字架に架けられて処刑されましたが、
「ゴルゴダ」(Golgotha)は「しゃれこうべ」を意味する言葉です。

その言葉の意味するところは、ゴルゴダの丘が円形状で頭蓋骨に似ている
ということ、そしてその丘には最古の人間、アダムが埋葬されていたという
説があることから、ゴルゴダの丘に、後に聖墳墓教会が建てられたのです。

そして、そのほかにもキリストがゴルゴダの丘へと至るのに歩いた道、
「ヴィア・ドロローサ」(Via Dolorosa)も保存されており、その道には
また幾つかの旧い教会が存在します。

その道を現在は毎週金曜日に、十字架を担いだ修道士たちが行進している
とのことです。

また、キリストの裁判が行われたとされる「エッケ・ホモ教会」や、
マリアの生誕地とされる「聖アンナ教会」もあり、エルサレムのキリスト教
地区は、各教派が連携して管理しています。

Jerusalem is the city currently defined as the capital of Israel and is also a sanctuary for three religions (Judaism, Christianity, and Muslim).

Now Jerusalem is often divided into the old city (aka: East Jerusalem) and the new city (aka: West Jerusalem) and the Christian district is located in the old city.

This Christian district has the largest place of pilgrimage for the Christians, the Church of the Holy Sepulchre.

Jesus was crucified on the hill of Golgotha. Golgotha is a word meaning the skull.

This word suggests that the hill of Golgotha is circular and resembles the skull and the oldest man, Adam was buried in the hill of Golgotha, so the church of the Holy Sepulchere was built there later.

And also the road which Christ walked to the hill of Golgotha, Via Dolorosa, has been preserved and there are several old churches on that road.

There are also the Church of Ecce Homo, which is the location of the trial of Jesus and the Church of Saint Anne which is regarded as the birthplace of Virgin Mary, and Christian districts in Jerusalem are controlled and cooperated by each denomination.